角質ケア

 

古い角質を取り除けば、お肌の状態が良くなり、化粧ノリがよくなります。この古い角質を取り除くことを、ピーリングといいます。

 

ピーリングとは、古い角質を取り除き、肌本来の新しい角質に取り戻すという意味があります。

 

本来、私たちの肌は新陳代謝によって自然と古い表皮は新しい細胞へと産まれ代わり、角質層を押し上げ最後はアカとなってはがれていきます。新陳代謝はターンオーバーとも言われていますので、聞いたことがある方も多いでしょう。

 

ターンオーバーの理想周期は28日で、肌細胞はすべて入れ替わります。しかし、加齢などでこの新陳代謝が衰えてくると、メラニン色素の沈着がおこり、しみやくすみなどの原因ともなります。

 

また、クマやしわなども、この新陳代謝の衰えが原因です。このように新陳代謝の衰えによって、肌は皮膚本来の正常な働きを続けられなくなりお肌のトラブルへとつながってしまうのです。

 

ピーリングは英語では皮を剥ぐ、取り去るという意味を持ちます。非常に怖く感じるかもしれませんが、かかとを軽石でこすることも昔からあるピーリング方法の一つです。

 

ピーリングは実に、昔から馴染みのあるケア・治療でもあるわけです。皮膚の柔らかい部分を酸などの化学物質を使い角質を剥がしていくといった薬剤を利用したケミカルピーリング、薬剤を用いずに物理的な方法で行うレーザーピーリングなどそれぞれの肌状態があるようにピーリングの種類も様々あります。